「うわぁぁぁ、たいへんだぁ」
たいへんなことになってしまった。
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いよいよ恐怖の検査が迫ってきた。 昨日は昼飯を食べる機会を失ってしまい、おまけに社員の親族の通夜に行かねばならないとかの出来事があった為、19時前にお昼の愛妻弁当(自分で言うか?)を食べたきりである。今朝はその分、しっかりと食べた。 しかし、今日の昼からは半絶食状態。普段は、二・三食抜いても(体にはよくないんだけど)結構平気なんだけれど、故意に食べないとなると、異常なほど空腹感を感じる。ましてや、あまり水分(アルコール以外)をとらない人間にとっては、2時間おきくらいにガバガバ水分を胃に流し込むのは、かなりつらいもんがある。 あと3時間後に下剤を飲まねばならない。検査開始は明日11時。 多く(?)の方に、励ましや哀れみやひやかしやらのメールを頂戴いたしました。この場を借りまして「あぁりがとぅ。」
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6/6 21:00 クエン酸マグネシウム(34g入り)のマグコールなる水薬250mlを飲む。 飲みやすくするため冷蔵庫に入れて冷やしておいたボトルを取り出す。 「えいやぁ」っと、ふたを開け、まずは匂いをかぐ。塩素系の香り。プールのカルキのうすいやつというか、ぶどうジュースのような匂いである。 一口含む。舌でころがしてみる。「・・ん? 炭酸?」実際には炭酸は入っていない。「わかった、ソルティドッグの味じゃぁ。」と結論に到達し、残りを所謂イッキで喉に流しこみ、ぷはっ。 「なんか、もうきたのかな」と、相変わらず、薬すぐきく人間してた。妻には、 「こーくん(こう呼ばれてる)は、風邪をひいて待ちょうるほうじゃけぇねぇ。もう、おしりの穴ひろげて待ちょうるんじゃろう。は、は、は。」と、言われた。わらいごとじゃないんだけど。そうかもしれない、・・・とほほほのほh
6/6 23:00 錠剤5粒を飲む。水200mlってのがつらいよん。なんか、腹は減ったままだし、ダボダボしてるし、マジでごろごろ(正確にはプコ、プコって程度)してきた、気がする。
6/7 01:20 下腹部にピピピって衝撃がはしり、目がさめる。「いよいよ来たか」と、おもむろにトイレに駆け込む。 6/7 03:00 眠れず、これまでの経過をアップ。
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6/7 07:10 いつの間にか寝てしまってた。朝の水分補給に起こされる。 夜中は、特に便意ももよおさず、「こんなもんかいな。」とやや疑う。 起きると、待ってましたとばかりに腸が活動を始めた感覚があった。そして、コップ一杯の水(あったかい玄米系のお茶を水でわったものであるが)を、4回くらいにわけて飲んだ。もう、グビグビ飲めないのである。 すると、きました、きました、アッという間に便意が。腹の底からこみ上げてきました。そして、ものすごい勢いで・・・、オシリが熱い。 トイレ所要時間 13分 オシリは痛い、せっかく戻ってたのに、又、ムキ出しの状態に。風呂でシャワーをする。ウォシュレットがほしい。
6/7 8:00 朝食として、お茶を頂く。
6/7 10:00 最後の水分補給。もう、飲みたくないよぉ。9時半ごろ、トイレに駆け込んだ(所要時間8分)後は、落ち着いている。落ち着く?否、オシリは超痛い。これ以降は便意もよおさず。
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6/7 11:00 病院に到着。 婦長さんに、にこやかに迎えられ中待合へ。「どうですか?お腹すいたでしょう。すぐすみますから、もうちょっと頑張ってネ。」と声をかけられ、「へへら」と頭をかく。(何故に頭をかいたのかよくわからない。自分の幼児性丸出しだな、これは) まずは、注射。横になり10分ほど安静にしてた。注射のせいか、のどがカラカラになってきた。「昼は何食べようかなぁ。」と、天井を見てた。 (そうだ、肝心なこと忘れてた。)と、婦長さんに 「あのぉ、わし(私の方言)、オシリが、ちょっと・・・」って、言うと 「あら、そうなの?」と、OKサインの小さいのを作りながら「痔なの?先生にちゃんと言っておくわ」と簡単に言われた。 もう、ここまできたら、後には引けぬ。運を天にまかせ腹をくくる。 その時、奇跡的にも、オシリのはみ出しものが戻るのを感じた。残念ながら全部ではないが、痛みがかなり和らいだ。
6/7 11:15 「どう、気分は悪くないですか」と看護婦さんに声をかけられ、「トイレにどうぞ」って言われたけど、別段、便意もなく、それよりも何よりも、元に戻った(一部ではあるが)状態を維持したかった。
6/7 11:25 撮影は早かった。と、思う。服を着替え、トイレに駆け込む。
これから、又、出社せねばならないと思うと、オシリがヒクヒクする。 夜、消毒と称して流し込んだアルコールの美味かったこと。
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